活動紹介
さとうみ科学館が行っている、教育普及事業・調査研究事業についてご紹介します。
さとうみ科学館 主催・共催 事業
(1) 自然観察会・研修会の実施
土日・祝日などを利用し、干潟でのカニ観察や底引き体験、ウニの発生実験やイカの解剖など、野外での観察会やテーマを絞った研修会、大学と連携した研修会などを開催しています(毎月1〜2回)。
(2) 各種イベントの開催
「夏休み自然・科学体験教室」や「ふるさと自然科学フェア」、「ふるさとの自然作品コンクール」など、身近な自然に興味・関心を持ってもらうイベントを行っています。
(3) 他機関との共催事業
国立江田島青少年交流の家や大学、各種教育機関と連携を図りながら、互いが持つノウハウを共有していくことで、地域性を活かした自然体験活動を計画・実施しています。
(4) 展示物による普及事業
館内に、身近な海辺の生き物たちを飼育した水槽を展示したり、調査・収集してきた資料や写真をハンズ・オン形式で展示し、身近な自然への興味・関心を高める工夫をしています。
学校教育支援事業
(1) 理科教育・環境教育の推進
「理科」「生活科」「総合的な学習の時間」、その他、学校における教育活動の中で、地域の自然を題材とした授業を行う際の事前指導や助言、野外活動時の講師など、様々な支援を行っています。
(2) 里海学習推進事業
ふるさとの自然である「里海」を教育資源として、小中学校、大学等専門機関、漁業協同組合や地域社会と連携しながら、江田島市ならではの特色ある環境教育を推進しています。「江田島(ふるさと)のよさを実感し、探究し、感動するなどの学習を通して、確かな学力を育てる」ことを目的に、市内全小学5年生を対象とした「江田島里海学習(マリンアドベンチャー)」などを行っています。
(3) 施設見学やクラブ活動など、その他教育活動への支援
体験学習・調べ学習といった授業展開を行う場として、また、社会見学、科学朝会、クラブ活動、職場体験、PTC活動といった教育活動への支援を行っています。
(4) 科学研究の指導・助言
学校の授業や夏休み期間中に、科学研究の指導・助言、資料提供などを行っています。
(5) 実験器具、標本、水槽(生物)などの貸し出し
学校では揃えにくい実験器具や科学実験セット、水槽などの貸し出しを行っています。
(6) 教職員研修
理科部会や市内初任者の研修、教職員の自主研修などの支援を行っています。
その他 支援事業
(1) 各種地域活動への支援
保育園の遠足、放課後児童クラブ、公民館活動のような地域活動や海辺の自然を扱った市内各種事業・イベントを支援しています。
(2) 関係機関事業への協力
各関係機関の事業への参加や協力などを行っています。
情報公開
(1) さとうみ科学館ニュースレター「マリンライフ」発行
身近な海辺の自然についてのトピックスや観察会の案内、手軽にできる科学実験などを載せたニュースレター「マリンライフ」を毎月1回、市内小中学校や公民館など公共施設、及び、友の会会員に配布しています。
(2) 「海辺の生き物イラストカレンダー」発行
市内小中学生を対象に行っている絵画コンクールの入賞作品をイラストデザインとして使用したカレンダーを製作し、「ふるさとの自然」について多くの方々に興味関心をもってもらう機会としています。
(3) 研究紀要発行
調査研究した内容については研究紀要「さとうみ」としてまとめ、「ふるさとの自然」を記録に残すことで、「ふるさとの財産」を広く紹介し、普及しています。
(4) さとうみ科学館ホームページ開設
インターネット上にウェブサイトを開設し、情報を公開しています。
調査研究事業
(1) 生物調査
江田島市内沿岸における海岸生物相の調査、ハクセンシオマネキ・スナガニなどの分布調査、クサフグ・カブトガニの産卵調査など、定期的・継続的な生物調査を行っています。
(2) 海岸調査
生物相の把握に加え、海岸の特徴や危険度、駐車場・トイレの有無などを調査し、自然観察会、及び、授業展開の場所として適した海岸の把握を行っています。
(3) 教材教具の開発
海辺の生き物などを題材とした「地域素材の教材化」を行い、理科教育・環境教育を中心に、各教科で活用できる教材・授業内容などを研究し、観察ガイドブックなどを作成しています。
(4) 収蔵標本の維持・管理
これまでの調査活動で収集した海辺の生き物の標本や、寄贈していただいた標本の整理・保存などを行っています(約4万点)。
(5) 図書・資料の収集・管理
自然科学や環境教育に関する専門的な文献から子どもむけの図鑑や読みものなどを収集・管理しています。
(6) 研究協力
大学の学術研究や学生実習、広島県の生物調査事業(レッドデータブック改定作業)などへの協力を行っています。